2014年4月3日木曜日

川内原発再稼働第1号有力



川内原発、再稼働第1号有力 夏までに運転の可能性も


2014年3月13日 

原子力規制委員会は13日、定例会合を開き、原発再稼働の条件となる審査で先行する6原発のうち、九州電力川内1、2号機(鹿児島県)の審査を優先して進めることを決めた。これにより川内原発が最初に審査に合格する見通しとなった。今後、地元の同意など手続きは残るが、新規制基準に基づく再稼働第1号となる可能性が出てきた。電力需要が高まる夏までに運転する可能性もある。
 優先審査に進むには、過酷事故や地震、津波対策で重大な問題がないと確認されたことが条件。地震、津波担当の島崎邦彦委員長代理は「川内は重要な地震や津波の評価が確定したが、他は(課題が)残っている」と述べた。
(共同通信)

火山対策ほぼ白紙 過去に火砕流到達も
2014.3.13 19:00
九州電力川内原発1、2号機の優先審査について各委員に意見を求める原子力規制委員会の田中委員長(右)=13日午前、東京都港区
九州電力川内原発1、2号機の優先審査について各委員に意見を求める原子力規制委員会の田中委員長(右)=13日午前、東京都港区
 昨年7月施行の原発規制基準に基づく審査で、初の合格の見通しとなった九州電力川内原発(鹿児島県)は、付近に火山が集中し、過去の巨大噴火では敷地に火砕流が及んだ可能性が高いと指摘されている。だが、規制基準で定める対策は火山の「監視」止まり。原発の火山対策はこれまで手つかずのまま放置されてきたこともあり、具体的対策はほとんど白紙の状態だ。
 数百度の高温ガスが時速100キロで流れ出すような火砕流が原発を襲った場合、防御はほぼ不可能と言える。九電が監視するのは「阿蘇カルデラ」「姶良カルデラ」など。十数万年前以内に巨大噴火を起こし、火砕流が発生した火山だ。
 特に姶良カルデラは約3万年前の超巨大噴火で、広範囲に火砕流が及んだ。この時の痕跡である堆積物は川内原発から3キロ弱で5メートル以上の厚さで確認されており、審査で火山対策を担当した島崎邦彦委員長代理も敷地に及んだ可能性が高いとの見方を示している。
参考:http://sankei.jp.msn.com/life/news/140313/trd14031319030015-n1.htm

ニュース上では夏の再稼働に向けての情報が流れていますが、事故云々ではなく、排出される核のゴミをどうするのか?ということに焦点をあてて議論して欲しいものです。
日本には既に抱えきれないほどの核のゴミが存在しているとのこと、まずはこれらを無毒化しなければ再稼働をしても良いはずがないと私は考えているのですが。

10万年後には地球は存在していないことを想定しているのでしょうが、100年後、地球に生きる人たちの環境がどうなっているのか?そんなことを心配している私です。

子どもたちに住みやすい環境を残したい。私はただただそのことだけを考え、生活しています。

ありがとうございました。

おばたくみこ

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