2014年3月13日木曜日

原画展:朝日新聞デジタル版です。

長野)飯島移住の3児の母、脱原発紙芝居の原画展開く(2014/03/11)

 福島第一原発の事故後に飯島町に移住した3児の母の小幡久美子さん(40)が、脱原発を題材にした自作の紙芝居の原画展を、飯島町の「風の谷絵本館」で開いている。3~7歳のわが子や、世の子どものために何ができるのかを考えて紙芝居を作ったという。
 紙芝居のタイトルは『たつたろうの一生』。主人公のたつたろうは、地元の村にある原発について大人に疑問をぶつける。「原発脱たろう」とバカにされるが、たつたろうの死後、その問いかけを真剣に受け止めた村人が原発の運転を終わらせる、という物語だ。
 小幡さんは事故当時、群馬県富岡市に住んでいた。線量計で自宅や子どもの保育園を調べたら、国の基準の数倍を示した。地元の森林組合に勤めていた夫の唯さん(39)の都合を考え、半年後に子ども3人と佐久市に移った。12年2月、唯さんが大鹿村で林業の仕事を見つけ、ネットで飯島町の古民家を探し出して5人で移住した。
 自宅の離れで、自分たちのように避難したいという家族を12年夏から受け入れている。夏休みや春休みを中心に、これまでに北関東などからのべ11組を受け入れてきた。
 生活が落ち着くと「原発をどう考えるのか」という問題が気になった。「できる範囲で生活を変え、原発や電力への依存を脱していってほしい」という自分なりの願いを元に、昨年夏、布やボタンなどを紙に貼り付けた紙芝居を作り、300部を自費出版した。
 今回の展示では、手作り感あふれる原画十数点が並んでいる。
 小幡さんは「原発について考えるきっかけになってくれたらうれしい」と話している。展示は25日まで。(関根光夫)

取材して下さり、ありがとうございました!

3月11日に「伊那谷に集う避難者のお話会」をやったのですが、こちらも中日新聞さま・毎日新聞さま・信濃毎日新聞さまとケーブルテレビに取材いただきました。本当にありがたいですね。

ありがとうございました!
小幡久美子

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