おはようございます!
「たつたろうの一生」、伊那市立図書館からご注文をいただきました。
リクエストをしてくれた方々、本当にありがとうございました!
今回は伊那市荒井にある「小林書店様」に納品し、伊那市立図書館の紙芝居たちの仲間入りすることとなり、昨夕「小林書店様」に納品してきたのですが、いろいろとお褒めの言葉をいただき、とっても嬉しくなりました。
伊那谷のすべての図書館に置いていただける日を夢見て、のんびりゆっくりと頑張りたいと思います^^v
ありがとうございました!
おばたくみこ
2013年12月1日日曜日
2013年10月25日金曜日
セシウム検査で判明した子どもの体内被曝の深刻度
セシウム検査で判明した子どもの体内被曝の深刻度
関東15市町で実施されている最新検査で、子どもたちの尿の7割からセシウムが検出されていたことがわかった。ジャーナリストの桐島瞬氏は、その被曝の深刻度を明らかにする。
* * *
入手したショッキングなデータをまず、ご紹介しよう。常総生活協同組合(茨城県守谷市)が、松戸、柏、つくば、取手など千葉、茨城の15市町に住む0歳から18歳までの子どもを対象に実施した尿検査の結果である。
「初めの10人を終えたとき、すでに9人からセシウム134か137を検出していました。予備検査を含めた最高値は1リットル当たり1.683ベクレル。参考までに調べた大人は2.5ベクレルという高い数値でした。いまも検査は継続中ですが、すでに測定を終えた85人中、約7割に相当する58人の尿から1ベクレル以下のセシウムが出ています」(常総生協の横関純一さん)
検査を始めたのは、原発事故から1年半が経過した昨年11月。検査対象全員の146人を終える来年明けごろには、セシウムが検出される子どもの数はさらに膨れ上がっているだろう。
セシウム134と137はウランの核分裂などにより生じ、自然界には存在しない物質だ。福島から近い関東の子どもたちが、原発事故で飛び散ったセシウムを体内に取り込んでいるのは間違いないだろう。副理事長の大石光伸氏が言う。
「子どもたちが食べ物から常時セシウムを摂取していることが明らかになりました。例えば8歳の子どもの尿に1ベクレル含まれていると、1日に同じだけ取り込んでいると言われます。内部被曝にしきい値はないので、長い目で健康チェックをしていく必要があります」
関東だけではない。放射能汚染による体内被曝が、東海や東北地方にまで及んでいることも分かった。福島を中心に200人以上の子どもの尿検査を続けている「福島老朽原発を考える会」事務局長の青木一政氏が、実例を挙げて説明する。
「昨年11月に静岡県伊東市在住の10歳の男児、一昨年9月には岩手県一関市在住の4歳の女児の尿からセシウムが出ました。この女児の場合、4.64ベクレルという高い数字が出たため食べ物を調べたところ、祖母の畑で採れた野菜を気にせずに食ベていたのです。試しに測ってみたら、干しシイタケから1キロ当たり1810ベクレルが検出されました」
食品に含まれる放射性セシウムの基準値は、1キログラムあたり一般食品100ベクレル、牛乳と乳児用食品50ベクレル、飲料水と飲用茶10ベクレルだ。ただし、基準そのものに不信感を持つ消費者も多い。検査もサンプル調査だから、東日本の食材を敬遠し、なおかつ1ベクレルでも気にする風潮につながっている。
体内にセシウムを取り込むと、どういう影響が出るのか。内部被曝に詳しい琉球大学名誉教授の矢ケ崎克馬氏が解説する。
「セシウムは体のあらゆる臓器に蓄積し、子どもの甲状腺も例外ではありません。体内で発する放射線は細胞組織のつながりを分断し、体の機能不全を起こします。震災後、福島や関東地方の子どもたちに鼻血や下血などが見られたり甲状腺がんが増えているのも、内部被曝が原因です。怖いのは、切断された遺伝子同士が元に戻ろうとして、間違ったつながり方をしてしまう『遺伝子組み換え』で、これが集積するとがんになる可能性があります」
矢ケ崎氏は、尿中に含まれるセシウム137がガンマ線だけ勘定して1ベクレルだとすれば、ベータ線も考慮すると体内に大人でおよそ240ベクレルのセシウムが存在し、それに加えてストロンチウム90もセシウムの半分程度あるとみる。
体に入ったセシウムは大人約80日、子ども約40日の半減期で排出されるが、食物摂取で体内被曝し、放射線を発する状態が続くことが危険だと言う。
常総生協が昨年度、食品1788品目を調査した資料がここにある。結果を見ると、280品目からセシウムが検出されていた。米74%、きのこ63%、お茶50%、それに3割近い一般食品にもセシウムが含まれていたのだ。
※週刊朝日 2013年10月4日号
関東15市町で実施されている最新検査で、子どもたちの尿の7割からセシウムが検出されていたことがわかった。ジャーナリストの桐島瞬氏は、その被曝の深刻度を明らかにする。
* * *
入手したショッキングなデータをまず、ご紹介しよう。常総生活協同組合(茨城県守谷市)が、松戸、柏、つくば、取手など千葉、茨城の15市町に住む0歳から18歳までの子どもを対象に実施した尿検査の結果である。
「初めの10人を終えたとき、すでに9人からセシウム134か137を検出していました。予備検査を含めた最高値は1リットル当たり1.683ベクレル。参考までに調べた大人は2.5ベクレルという高い数値でした。いまも検査は継続中ですが、すでに測定を終えた85人中、約7割に相当する58人の尿から1ベクレル以下のセシウムが出ています」(常総生協の横関純一さん)
検査を始めたのは、原発事故から1年半が経過した昨年11月。検査対象全員の146人を終える来年明けごろには、セシウムが検出される子どもの数はさらに膨れ上がっているだろう。
セシウム134と137はウランの核分裂などにより生じ、自然界には存在しない物質だ。福島から近い関東の子どもたちが、原発事故で飛び散ったセシウムを体内に取り込んでいるのは間違いないだろう。副理事長の大石光伸氏が言う。
「子どもたちが食べ物から常時セシウムを摂取していることが明らかになりました。例えば8歳の子どもの尿に1ベクレル含まれていると、1日に同じだけ取り込んでいると言われます。内部被曝にしきい値はないので、長い目で健康チェックをしていく必要があります」
関東だけではない。放射能汚染による体内被曝が、東海や東北地方にまで及んでいることも分かった。福島を中心に200人以上の子どもの尿検査を続けている「福島老朽原発を考える会」事務局長の青木一政氏が、実例を挙げて説明する。
「昨年11月に静岡県伊東市在住の10歳の男児、一昨年9月には岩手県一関市在住の4歳の女児の尿からセシウムが出ました。この女児の場合、4.64ベクレルという高い数字が出たため食べ物を調べたところ、祖母の畑で採れた野菜を気にせずに食ベていたのです。試しに測ってみたら、干しシイタケから1キロ当たり1810ベクレルが検出されました」
食品に含まれる放射性セシウムの基準値は、1キログラムあたり一般食品100ベクレル、牛乳と乳児用食品50ベクレル、飲料水と飲用茶10ベクレルだ。ただし、基準そのものに不信感を持つ消費者も多い。検査もサンプル調査だから、東日本の食材を敬遠し、なおかつ1ベクレルでも気にする風潮につながっている。
体内にセシウムを取り込むと、どういう影響が出るのか。内部被曝に詳しい琉球大学名誉教授の矢ケ崎克馬氏が解説する。
「セシウムは体のあらゆる臓器に蓄積し、子どもの甲状腺も例外ではありません。体内で発する放射線は細胞組織のつながりを分断し、体の機能不全を起こします。震災後、福島や関東地方の子どもたちに鼻血や下血などが見られたり甲状腺がんが増えているのも、内部被曝が原因です。怖いのは、切断された遺伝子同士が元に戻ろうとして、間違ったつながり方をしてしまう『遺伝子組み換え』で、これが集積するとがんになる可能性があります」
矢ケ崎氏は、尿中に含まれるセシウム137がガンマ線だけ勘定して1ベクレルだとすれば、ベータ線も考慮すると体内に大人でおよそ240ベクレルのセシウムが存在し、それに加えてストロンチウム90もセシウムの半分程度あるとみる。
体に入ったセシウムは大人約80日、子ども約40日の半減期で排出されるが、食物摂取で体内被曝し、放射線を発する状態が続くことが危険だと言う。
常総生協が昨年度、食品1788品目を調査した資料がここにある。結果を見ると、280品目からセシウムが検出されていた。米74%、きのこ63%、お茶50%、それに3割近い一般食品にもセシウムが含まれていたのだ。
※週刊朝日 2013年10月4日号
26日・27日いいちゃん文化祭にて
こんばんは!
明日、明後日行われる長野県上伊那郡飯島町のいいちゃん文化祭で原画を飾らせていただけることになり、本日搬入してきました!
雨だと思うので、どのくらいの人が来てくださるかわかりませんが、出会いを大切に頑張りたいと思います!
それと、ここで前にも書いた、お花のバッジ(orストラップ)も販売します!今出来上がっているのは6個、できればあと2つ作りたいけど、台風のせいでめちゃめちゃ眠いので無理だと思います。
とりあえず6個もって行こうと思います!
どうなるかわからないけど、やりたいことをやってみて、意味がなければまた次の方法を考える!これが私のやりかたなので、このまま貫き通そうと思います!
さて、来週からは、お子様向け「たつたろうの一生」をブログに投稿していこうと思います!
よろしくお願いいたします。ありがとうございました!
明日、明後日行われる長野県上伊那郡飯島町のいいちゃん文化祭で原画を飾らせていただけることになり、本日搬入してきました!
雨だと思うので、どのくらいの人が来てくださるかわかりませんが、出会いを大切に頑張りたいと思います!
それと、ここで前にも書いた、お花のバッジ(orストラップ)も販売します!今出来上がっているのは6個、できればあと2つ作りたいけど、台風のせいでめちゃめちゃ眠いので無理だと思います。
とりあえず6個もって行こうと思います!
どうなるかわからないけど、やりたいことをやってみて、意味がなければまた次の方法を考える!これが私のやりかたなので、このまま貫き通そうと思います!
さて、来週からは、お子様向け「たつたろうの一生」をブログに投稿していこうと思います!
よろしくお願いいたします。ありがとうございました!
チョリップ村の【お約束の書】の物語16ページからあとがきまで
続けて投稿します!興味を持ってくれている方、本当にありがとうございます!
残り3ページ+あとがき。よろしくお願いいたします!
そんなある日のこと、王様が村人をお城に集めました。
「みんなに紹介したい人がいます。こんなハチャメチャな村に、
こんな僕のところに、お嫁さんが来てくれることになりました。」
みんなは急な話で少し驚いているようです。
王様は続けて話します。
「今のチョリップ村は、元気が無くなってしまったと僕は感じています。僕たちの結婚がチョリップ村に昔のような元気を取り戻すきっかけに
なってくれたら嬉しいです。」
お妃様になる方はどこか前の女王様に似ています。
突然一人の老人が「こんな村になってしまい、天国で女王様に合わせる顔がねえ。」と悲しみました。
また、ある老人が「みんな生きてて楽しいか?この村はすっかり変わっちまった。今の暮らしで本当に良いのか?後悔はないのか?」と大声で叫びました。
「オレは生きることがつまらない。自分の人生、もっと自分らしく楽しく生きたい!!」と、一人の若者が叫び返しました。
「ぼくも」「わたしも」と、どんどん続きます。
「何でこんな村になってしまったんだ。誰のせいだ!」
気がつくと新しい住人は消えて、いなくなっていました。
「誰のせいでもないと私は思います。自分に起きる問題は、いつでも自分に責任があるのだと私は思っています。もしも、まちがえていたと気がついたのならば、その時に正せば、それでよいのではないでしょうか。ごめんなさい。私、思ったことは黙っていられなくて。つい・・・」と、お妃様になる方が顔を赤くしました。
お妃様は誰にでも平等でした。そして愛に溢れていました。
お妃様の笑顔と優しさによって、村人たちは心満たされ、競い合うことをすっかり忘れてしまいました。
競い合うことをしなくなった村人は、自然に自分を認め、愛することが
できるようになりました。さらに他人を認め、誰もが平等で、村人一人
ひとりが特別で大切な存在だということを思い出すことができたのです。
新しい住人によって、一時は村がハチャメチャになったけれど、
新しい住人のお陰で、自分たちが【お約束の書】によって守られていた
ことに、改めて気が付くことができたのです。
もしかしたら新しい住人は、【お約束の書】の大切さを伝えるために
おくられた女王様の遣いの者だったのかもしれませんね。
チョリップ村は、刺激的なことはあんまり無いけれど、みんなで、のんびり暮らしていると風の噂で聞きました。
おしまい。
あ と が き
高橋和恵
お読みになっていかがでしたか?「はてな?どこかの国と同じような気がするけど?」と感じた人もいるのではないでしょうか。
「お約束の書」とは、「日本国憲法」のことなのです。
今の私たちの生活、自分の考えを持ち、自由に考えられる。自由にものが言え、自由に行動できる。その他、色々の自由、権利のあること。
戦争に行かなくてもいい。これはどうしてでしょうか。それは、日本国憲法によって、保障されているからなのです。
「憲法」とはなんでしょうか。
国の基本的条件を定めた根本的な法規で、主権は国民にあること、国民のさまざまな権利、自由、即ち基本的人権を尊重すること。
その基本的人権を保障し、国民を守るために、どのように国を治めていくかの方法―国会、内閣、司法―を規定しています。
そして特に、日本国憲法は過去の悲惨な戦争を放棄すること、即ち非武装平和主義をうたっています。(前文、9条)
このように憲法は、国民の、国民による、国民のための政治(立憲民主主義)を行うための根本法なのですから、憲法を守るべき義務のあるのは政治を行う人たちであって、国民ではないのです。
それ故に政治を行う人が勝手に憲法を変えることがないようにとの強い思いを込めて、厳格な手続きを決めているのですし(96条)、「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官、その他の公務員は、この憲法を尊重し、擁護する義務を負う」(99条)と、しっかり規定しているのです。
それが、今、変えられようとしています。
まず、手始めにと、厳格な規定である96条を改正し、簡単に憲法を変えられるようにしようとしていること。そうすることによって、第一は、軍隊を持たないとしている9条を変え、自衛隊を国防軍の名の下に軍隊とする。さらに安保条約を結んでいるアメリカといっそうの軍事一体化を目指す集団的自衛権を認めることを主張しています。
また憲法の下では、政治的発言、政治的行為のできない象徴である天皇を元首とすること。
元首とは、国を代表する資格を持った国家機関ということですから、政治的な力を持つことになり、国民による政治に反することになります。さらに公益、公の秩序の名の下に国民の権利、自由を制限しようとしています。これは国民を権力を持った人の意のままに動かしたいとの考えに基づいてのものです。日本国憲法では「国民はすべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来、国民に与えられる。」(11条)「この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であって、これらの権利は過去幾多の試練に堪え、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである」(97条)と二度にわたって繰り返し規定されています。
これは人権が天から与えられた、生まれながらにしてもっている人間として生きる権利、自由であることを言っています。それが、公益、公の秩序といった権力者の意のままに解釈されるあいまいな基準で制限されることになったら、人権は無いに等しいものになってしまいます。
憲法が簡単に変えられてしまったらどうなるのか、自分たちの生活といかに関わっているのか、
私たち一人一人が憲法を意識していないとこわい結果になってしまうことを考えてほしいと願って、おばたさんと一緒に、この絵本を作りました。
今、領土問題で揺れています。国民の中にも軍隊が必要との意識が拡がりつつあります。
戦争によって得るものなど何もありません。
権利、自由は奪われ、被害を受けるのは、多くは弱い立場にある子どもや女性です。そして、戦争に刈り出されるのは、前途ある若者たちです。そして今や世界は、地球を滅ぼすだけの核を持っています。日本一国だけの問題ではないのです。
粘り強い交渉と対話によって、紛争を解決するしか、人類の生き延びる道はないのです。
日本国憲法前文で「全世界の国民が、人として恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」とうたわれていることこそ、今、必要なことです。
日本国憲法の精神は今こそ大切にされなければならないと思います。
今一度、日本国憲法を読み直してみてください。そして変えようとしている憲法と読み比べてみてください。
~★~~★~~★~~★~~★~~★~~★~~★~~★~~★~~★~~★~
お礼の言葉 おばたくみこ
最後までお読み頂きありがとうございました。
戦争のない世界。すべての人々が、生きる喜びを感じながら、生きられる世界になりますように。以上になります!
こちらも1000冊 冊子を作り、約900冊の配布が終わっています。
1000冊作るのに7万円ちょっとかかりました。
カンパがたくさん集まれば、もう一度1000冊印刷するつもりですが、現実簡単には集まりません^▽^;
今、5万円強のカンパがあるのですが、「たつたろうの一生」ではなく、あと2万円集まるのを待って、「チョリップ村の【お約束の書】の物語」を作ろうか検討中です。
私としては、「チョリップ・・・」の方が伝えたいことなので、そう思うのですが、カンパはたつたろうに集まったもの。やっぱりたつたろうを印刷しようか。。。。
まだ、無料配布の「たつたろうの一生」は300部くらいあるので、もうしばらく悩みたいと思います。
さて、今度は子供向け紙芝居「たつたろうの一生」の物語を掲載予定です。
いつも応援ありがとうございます!
おばたくみこ
チョリップ村の【お約束の書】の物語10ページ~15ページ
さて、9ページまでで止まっていた「チョリップ村の【お約束の書】の物語」の続きです^^まぁ~楽しみにしていた方も少ないでしょうがっ!お読み頂けたら大変嬉しいです♪
「チョリップ村の【お約束の書】の物語」1ページ~4ページ
「チョリップ村の【お約束の書】の物語」5ページ~9ページ
「チョリップ村の【お約束の書】の物語」1ページ~4ページ
「チョリップ村の【お約束の書】の物語」5ページ~9ページ
それからというもの、村人たちは、何をしたら他の人よりも、便利な暮らしができるのだろうとか、どうしたら人から羨ましがられるのだろうとか、そんなことばかり考えるようになりました。
他の人と自分を比べては、勝った負けたと一喜一憂したり・・・
そんな刺激的な日々はどんどん過ぎていきました。
村の中にはすごく裕福な家と、とても貧乏な家があらわれ、あっちでも、こっちでも、人の噂話をしています。
ついには、子どもたちまで貧乏な家の子を、ばかにするようになりました。
ある日、立派になられた王様が村人たちをお城に集めました。
すっかり変わってしまった村を心配して、【お約束の書】を読み上げる
ことにしたのです。
「そんな古い書、いまどきじゃないよ!」村人達が、ガヤガヤと騒ぎだしました。
「この村の昔からの決まりです。きちんと守っていただかないと困ります。村人みんなで決めたお約束ですから!」と王様。
すると、すっかり権力を持った新しい住人が、
「今の村人から不満が出ているんだから、いまどきに改定しようじゃないか!オラが新しい【お約束の書】を作ってくるから、みんなでどっちが
良いか話し合おう!」と提案しました。
新しい住人は家に帰ると早速《改定 お約束の書》を作り、つぎの日にはみんなを森に集め、読み上げました。
合言葉は「自分の欲望をみたし、みんなが満足いく村づくり」です。
老人達は、村人の多くが【お約束の書】の改定に反対すると思っていたのですが・・・・
驚くことに反対する村人も少なく、代表者たちも特に意見を持っておらず・・・・
新しい住人は、代表者の話し合いをすることなく、勝手に《改定 お約束の書》に変更することを、決めてしまいました。
村人たちは、別に【お約束の書】の改定に、賛成だったわけじゃなくて、自分の生活には関係ないだろうとか、考えてもよく分からないからなどと、【お約束の書】に興味を持っていなかっただけだったのです。
さて、大切な【お約束の書】を改定してしまった村はどうなったのでしょうか?
裕福な家と貧乏な家の差はどんどん広がり。
頭の良い人、権力のある人の言うことばかりが優先され。
少しでも意見が違うと、お互いを否定し合い、
自分の話したことは全て、村に報告され、
「あっち派」「こっち派」と勝手に決め付けられ、
権力がない人は、苦手な仕事でも、やりたくない仕事でも、
がまんしてやらなくてはいけないし。だからといって不満も言えず。
武器を持ってしまったので、他の村から挑発されるようになり
いつ戦いが起きても、おかしくない緊張感が漂う始末。
村に対して何かおかしいと感じても、それを言うと逮捕されてしまうので、何も言うことができず、
こんな村では安心して子どもを育てることは無理で、
いつでも不安を抱えている子どもたちは心を閉ざし、本当の自分の姿を
見失っていました。
【お約束の書】が《改定 お約束の書》になってしまったチョリップ村の人たちは、自分を守ることに精一杯で、疲れ果ててしまいました。
成功している人と自分を比べては自信を失い・・・・
弱虫だと思われたくないから、自分に無理をする人も増えました。
自分に無理をして暮らしているうちに、自分を信じること、
そして自分を愛することができなくなっていきました。
色々な事柄に目をむけ、考える余裕もなくなってしまいました。
生活と仕事に追われる毎日、多くの村人が、あたりまえの日々に、
目の前にある小さな幸せに気がつくことも、感謝することもできなく
なっていました。
つづく (クリックで16ページ~最後まで)
お読みいただきありがとうございました。
チョリップ村の【お約束の書】の物語 5~9ページ
なかなか更新できずすみません。続きです。
つづく (クリックで10ページ~)
光を失ってしまったチョリップ村は、すっかり活気がなくなってしまいました。
代表者たちはすぐに話し合いました。そして女王様が大切に大切に育てた5歳の王子様を王様にすることで、みんな合意しました。
王様の就任式の日
代表者の一人が「いつまでも悲しんでいたら、女王様も悲しんでしまう。女王様のためにも可愛い王様と、【お約束の書】を大切に、みんなで協力し合って、また活気あるチョリップ村にしていこう!
みんなが幸せに暮らすことで、女王様も安心できるんじゃないかと、俺は思う。」といいました。
その言葉に、みんな力強くうなずきました。
月日は流れ、チョリップ村は活気を取り戻していました。
可愛いかった王様も立派な大人になりました。
あまりにも豊かに、とっても平和に暮らしていたので、大人たちは女王様のこと、そして【お約束の書】の大切さを、子どもたちに伝えることを
忘れてしまっていました。
もちろん、忘れていないご老人もいましたけどね。
ほんの少数です。
そんな平和なチョリップ村のタンポポ組に、ある日、新しい住人が引っ越してきました。
どっしりとしていて、力持ちで、面白くって、気立てがよくって、誰に
でも親切な新しい住人は、あっ!という間にタンポポ組の人気者になりました。
そしてタンポポ組のみんなに頼まれ、すぐに代表になりました。
タンポポ組での話し合いの日。
新しい住人は、「オラ、いいこと思いついたんだ!それぞれの組が
いろいろなことを競いあえば、この村はもっともっと豊かな村になると
思うんだ!今度の代表者の話し合いでタンポポ組の意見として提案しようと思うんだが。どうだろう?」といいました。
【お約束の書】など、まったく忘れてしまっている村人たちは、
「それは面白い!」「いい案だ!」などと、ノリノリです。
そして、代表者の話し合いで、新しい住人は、「どの組が一番豊かで幸せか、競い合おう!競い合うことで、他の村から羨ましがられるほど、チョリップ村は便利になるぞ!」と、少し興奮気味に話し始めました。
「オラはこの村に越して来られたことに、本当に感謝しているんだ!
みんなとても優しくて、こんな俺でも、受け入れてくれて・・・
だけど、この村は平和すぎてワクワクドキドキ感がねえと思わねえか?
オラはもっとこうワクワクドキドキしてえし、みんなもきっと楽しくなると思うぞ。」
ここでも【お約束の書】など、すっかり忘れてしまっている、代表者たちは「それは面白い!」「いいね!いいねぇ~♪」と、みんなノリノリです。
つづく (クリックで10ページ~)
原発事故後 首都圏で初 シイタケ出荷再開へ
原発事故後 首都圏で初 シイタケ出荷再開へ
東京電力福島第一原発事故により国の出荷制限が続いている栃木県産シイタケについて、県は二十二日、矢板市の農家一軒の制限解除を国の原子力災害対策本部に申請した。国の事前審査は済んでおり、近く解除される見通し。シイタケの出荷制限が解除されるのは首都圏では初めて。
東京電力福島第一原発事故により国の出荷制限が続いている栃木県産シイタケについて、県は二十二日、矢板市の農家一軒の制限解除を国の原子力災害対策本部に申請した。国の事前審査は済んでおり、近く解除される見通し。シイタケの出荷制限が解除されるのは首都圏では初めて。
栃木県の原木生シイタケ生産量は八八三・二トン(二〇一一年)で、群馬県に次いで全国二位。しかし、原発事故後、高い放射性セシウム濃度を計測、施設栽培で九市町、露地栽培で二十一市町に出荷制限がかかっていた。
国は解除の条件として、汚染を防ぐための生産工程管理の確立などを規定。栃木県は県外産の原木の調達、原木の高圧洗浄など約六十項目にわたる生産工程管理マニュアルを独自にまとめた。
県が今年八月、矢板市の「君嶋きのこ園」が県のマニュアルに沿って施設栽培した原木生シイタケ十二検体をモニタリングしたところ、二四・一~五三・七ベクレル(平均三八・一ベクレル)と、全て基準値(一キログラム当たり一〇〇ベクレル)を下回った。県は、同園が施設栽培する原木生シイタケについて解除するよう国と調整を進めていた。
今後、同様に安全を担保できると判断した農家について、個別に解除を申請する。
ただ、原木生シイタケの生産農家は栃木県内に五百八十一軒(今年三月末現在)あり、解除の見通しがついているのはごく一部。施設栽培より生産量が多い露地栽培は先になりそう。福田富一知事は「一山越えたというところ。引き続き、早期解除を目指して取り組みたい」と話した。
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